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アウシュビッツ ☆Poland Day2

クラクフ2日目の今日向かったのは、アウシュビッツ強制収容所
Auschwitz01

今日のブログには、アウシュビッツの展示や購入したガイドから学んだ惨い事実や、ここアウシュビッツで撮影した写真も載せています。あまりに生々しいものは載せていませんが、人によって感じ方は異なりますので、この先は自己責任でお読みください。


私達はここを訪れるために、クラクフにやってきたのです。
強制収容所は、ナチス・ドイツがダッハウを初めとしてドイツ国内に、続いて占領下の国々に次々に建設した収容施設。中でもアウシュビッツは、当時のナチスドイツの支配領域のほぼ中心にあり、また交通の要所であったために、周辺に第2アウシュビッツ(ビルケナウ)、第3アウシュビッツ(モノビツェ)を持つ最大の収容所となったのです。政治犯や捕虜だけでなく、数え切れないほど多数のユダヤ人やロマ族などのジプシーも送り込まれ虐殺されました。1940年に建てられ、1945年1月27日にソ連軍によって解放されるまでに、推定で150万もの命が奪われたそうです。

立ち並ぶ2階建てのレンガ造りのバラック。アウシュビッツには、バラックが28棟あります。
Auschwitz02

最初、150万の命と言われてもあまりに大きな数字でピンと来ませんでした。
ですが、バラック内に展示されていた山積みになった義手・義足、髪、靴、かばんの量などが半端ではないことから、どれだけ多くの人が犠牲になったかを知り、苦しくなりました。しかも、これは犠牲者が所有していた物の一部でしかないのです。没収後、ドイツ本国へ搬送されたり、解放日前にほとんどの倉庫に火が付けられ燃やされたりしたためです。
焼け残っていた倉庫の中に大きな袋があり、その中から大量の髪の毛が発見されたそうです。2tもの量だそうです。髪の毛が山のように積まれて展示されていましたが、とても写真を撮る気にはなれませんでした。展示の中には髪の毛で編んだ布もありました。とても尋常じゃないです。

この2つのバラックと壁に囲まれた中庭は、死刑場でした。右側のバラックは「死のバラック」と名付けられていて、この建物の地下で初めて毒ガスを使った実験が行われました。
Auschwitz03

全裸にされた収容者は、中庭の奥にあるこの死の壁の前で銃殺されたそうです。
auschwitz04

こちらは、ガス室と焼却炉の建物。つまり、大量殺戮の行われた場所です。最初は死体安置所だったところが、ガス室に改造されたそうです。
auschwitz05


第2アウシュビッツ、ビルケナウは、鉄道引込み線のある巨大な強制収容所。
Birkenau01

ぎゅうぎゅう詰めの列車で連れてこられて、線路の左右の広大な敷地にあった300棟以上のバラックか、そのままガス室かに振り分けられていったそうです。こんなに広いのに、それでも1ベッドに5、6人も寝なくてはならないほどの人たちが収容されてたそうです。
Birkenau02

広過ぎてこの突き当たりにある慰霊碑など全く見えません。
Birkenau03

ガス室と焼却炉の跡。
Birkenau04

ナチスのSS隊員が撤退前に、証拠隠滅の目的で爆破したため、瓦礫となってしまったそうです。
Birkenau05

その隣にある国際慰霊碑。
Birkenau06

ビルケナウは本当に広大で、見たいところ全てをまわる時間がありませんでした。


全てを見尽くすことはできなかったけど、絶対に行っておかねばと思っていたアウシュビッツを訪れることができ、貴重な経験ができました。
途中、目に焼きついて離れない展示があったり、牢屋や実際に多数の命が奪われた場所に立ち、だんだん恐ろしくなったり(今、ブログを書きながら写真を見返していても、そのとき感じたことや連想される事柄が蘇ってきて恐ろしいです)。

アウシュビッツで行われていたのは、1世紀も前の話ではありません。まだ新しい歴史です。
そして今も地球上では、戦争が行われています。
ナチスと同じではなくとも、独裁政治の行われている国が今もあります。

「歴史は繰り返す」というけれど、こんな凄惨な悲しい歴史だけは絶対に繰り返さないようにしなくては。
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非公開コメント

No title

アウシュビッツに行かれたんですねー。
ほんとに広大な所のようですね!

今でも中国とか虐殺をしている国もありますもんね。(チベットや東トルキスタンの方達とか、ほんとかわいそうです)
だからこういうのって過去の話ではなくて、ずーっと続いてるんですよね。
今も虐殺されてる人がいると思うと怒りと悲しみでいっぱいになります。。

ビバちゃん

なんだかみんなビバちゃんって(呼び捨て?で)呼んでるみたいだから私も便乗させてもらいまーす♪

アウシュビッツは絶対行かなきゃって前から思ってたので、ドイツに住んでる間に1時間ちょっとのフライトで訪れることが出来てよかったです。ビルケナウ(第2アウシュビッツ)は想像を絶する大きさでしたよ。3段ベッドの1つを5・6人で使わせられて、死亡率も高かったのに、それでも収容しきれないくらいって、一体どれだけの人が送られてきたのかを考えると本当に恐ろしいです。

ビバちゃんのコメントを読んで、今まで耳慣れてたけど無知だったチベット問題や新彊ウィグル自治区のこと、調べました。ありえないですね。歴史は繰り返され続けてるんですね。どうやったら終わるのか。
でも、今回の旅で自分の無力さを痛感したのも事実です。
あまりにパワーが大き過ぎて、どんなに間違ってるって分かってても誰がこんなの止められただろうって思ってしまいました。だけど、そんなこと言ってたら何も変わらないですよね。まずは、今も起こっている問題を正しく知ることから始めようと思ってます。

No title

アウシュビッツの話は、昔、アンネの日記やそれに関連する本で読んだだけですが、想像しても想像しきれない悲しい出来事です。
まだ、たった60年くらい前の出来事なんですよね。
本当にこんなことはもう繰り返してほしくないし、今なお世界で起こっている戦争をやめてほしいと願います。昨年ダッハウの収容所跡地を見た時にもそう感じました。
平和な日本に住む日本人としては戦争は遠い国のことと思ってしまうのですが、まだ世界のどこかで起こっているんですよね・・・。

withfluteさん

アンネの日記、お読みになったんですね。
わたし途中で読みやめてしまった記憶があるので、また日本に帰って読みたいなと思います。

戦争や、栄養失調などなどで命を失っていく人はまだまだこの地球上で尽きないですね。
これだけの多くの国と民族が、ひとつの地球上で仲良く暮すって、本当に難しいんだなと思います。
でも切に願ってやまないです。。
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happypig

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2009年9月より、ドイツで約2年間暮すことになりました。
もともと旅行が大好き!ドイツも大好きだったので、うれしいです。

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