スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヘッセをたずねて ~マウルブロン修道院とカルプ~

今回の旅のテーマは、ヘルマン・ヘッセ。
ヘッセが通っていた世界遺産マウルブロン修道院とヘッセが生まれ育った町Calw(カルプ)へ行ってきました。

Kloster Maulbronn(マウルブロン修道院)は、Maulbronn(マウルブロン)という小さな街にあります。
Maulbronn01

この修道院は850年以上の歴史を誇る、保存状態の良い中世の修道院として世界遺産に認定されています。また、レベルの高い神学校として有名で、ヘッセの他に詩人ヘルダーリンや天文学者ケプラーが通っていました。
ヘッセは、入学直後は楽しく暮していたそうですが、しばらく経ち、この神学校を逃げ出し、その後一度戻りますが結局退学をしてしまいます。あまり良い想い出はないと思うのですが、有名な「車輪の下」もこの神学校での経験をもとにした小説であり、「知と愛」の舞台であるマリアブロン修道院はマウルブロン修道院のことで、ここでの経験自体もヘッセにとっては必要だったのかと考えさせられました。

Informationのある建物でチケット(6ユーロ)とオーディオガイド(英語/2ユーロ)を入手し、1時間ほど見学しました。

入り口の廊下です。
Maulbronn02

修道院の中庭はしっとりしてて落ち着きます。大聖堂は一層ひんやりしていて、広いです。
Maulbronn03 Maulbronn04

昔はもっと寒かっただろうに、暖炉などは各部屋に設置されず、あるひとつの部屋でだけ火が焚かれていたそうです。

有名な噴水は、お水が流れてませんでした・・・
Maulbronn05


見学を終えて急いで向かったのが、オリジナルのマウルタッシェンをいただけるというレストラン「KlosterSchmiede 」。レストランは、市庁舎隣の少し歪みがありますが、味わいのあるかわいらしい建物です。内装も歴史を感じるもので雰囲気もよく、とても広いレストランでした。
Maultaschen01 Maultaschen02

すぐに出てきたバゲットも柔らかくて、サワークリーム付き。
Maultaschen03 Maultaschen05 Maultaschen04
白ワインも頂きました。可愛いポットに入ってきました。
特に期待していなかったサラダも美味しかった。

メインは、「Maultaschen mit Roestzwiebeln Trollingerjus」。
テーブルに置かれる時からい~い匂いが漂ってきました。
Maultaschen06

旦那のは、「Maultaschen mit Kaese Tomatensauce」。トマトソースが絶妙。
Maultaschen07

マウルタッシェンというのは、そもそもこのマウルブロンが発祥の地だそう。修道院の僧が、禁止されているお肉を食べるためにパスタのような生地で包んで見えないようにして食したところから来ているらしいです。

このレストランというかこのマウルタッシェン、今まで食べたドイツ料理で一番美味しかったです
屋台やらで食べてたのとは、ランクが違う感じです。まーーったく別の美味しいお料理でした。
すっごく行きにくいけど、美味しいマウルタッシェンのために、もう一度来てみたいと思えるような美味しさでした。

団体のお客さんがたくさん入っていたようだけど、時間のない私達に急いで給仕してくれたり、味もサービスも大満足 
英語メニューもあり、店員さんも英語OKのおすすめレストランです
(ドイツではB級グルメしか絶品には出会えないのかと諦めてましたが、レストランも選べば絶品を味わえることがわかって嬉しいです)

マウルブロンは、変わったオブジェがあったり、修道院の周りは大きくて立派な木組みの家がたくさんあったり、まるでタイムスリップしたかのような小さな静寂の街でした。
Maulbronn06 Maulbronn07 Maulbronn08 Maulbronn09


続いて、ヘッセが生まれ、また幼少期等を過ごした街Calw(カルプ)へ向かいました。
途中Bad(温泉)という名の付く駅があるように確かに温泉街っぽい!と思う景観の楽しめる単線路線でした。
なんとカルプの駅は駐車場の5階です。谷なんでしょうね。駅の向こうは山肌でした。
エレベーターは故障中?のようで階段で降りました結構ツライ。

1400年に建てられたニコラウス橋。橋の上にニコラウス礼拝堂が建っています。
ステンドグラスがステキでした。
Calw03 Calw02

その橋の上の礼拝堂横に立っているヘッセ像。
Calw01

マルクト広場周辺には木組みがかわいらしい立派な素敵な家が立ち並んでいます。
左手手前から3番目の家が、ヘッセの生家です。
Calw04

ヘッセ博物館は教会の前にあります。日本語のオーディオガイド(チケット5ユーロに含まれている)があり、すごく楽でした。
展示物はかなり充実していて、年代を追って説明が十分なされるので、ほぼ無知の私でもヘッセの生涯について多くを知ることができ、予想以上に楽しめる博物館でした。

ヘッセに絵の才能があり、徐々に上手くなっていったそうですが、本当に優しい絵だと思いました。厳しい内容を書く手紙にも挿絵をして印象を和らげたりしてたそうです。上手くなってからは自身の詩集に自ら挿絵を描いていたそうです。また、晩年は数多く寄せられる手紙への返答を丁寧に自分で書かれて、作家活動をする時間的余裕がなくなっていったことなどからヘッセの人柄についても偲ばれます。
Calw05

1時間半近くみっちり見学したため、喉がからからになりました。
お隣の居心地が良さそうなカフェがいいなーと思いましたが17時で閉まっていたので、Ratsstubeというレストランで喉の渇きを潤しました。小さな街なので17時で人影まばら。。ひっそりしていたけど、ヘッセが一番美しいと称えただけある、空気のきれいで落ち着いた小さな街でした。


そうそう旦那の薦めで、今回の旅をする前にヘッセ作品の「車輪の下」と「知と愛」を読みました。
あまり翻訳された本が好きではないのですが、じっくり読むと登場人物が次第に生き生きとイメージ出来てきて一気に読み終えました(特に後者は長いけれど)。ヘッセのように、読後に考えさせられる本は結構好きです。


マウルブロン修道院への行き方
Muelacker駅から700番のバスで15分ほどのAltes Stadtbadというバス停下車後、徒歩5分。
700番バスは日曜日には2時間に1本程度とかなり本数が少ないです。
 土曜日はそれよりは若干増えます。同じ700番バスでもルートが複数あるようです。
 Altes Stadtbadはどのルートのバスでも止まるようです(運転手の方からの情報)。

レストラン情報
 KlosterSchmiede
  Klosterstrasse 75433 Maulbronn
  Tel:07043-1080
  HP:http://klosterpost.de

HPリンク
 マウルブロン修道院(独・英)
 ヘルマン・ヘッセ博物館(独・英)
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

happypig

Author:happypig
2009年9月より、ドイツで約2年間暮すことになりました。
もともと旅行が大好き!ドイツも大好きだったので、うれしいです。

最新記事
ご訪問、ありがとうございます。
ランキングに参加しました!
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ にほんブログ村 海外生活ブログ ミュンヘン情報へ
最新コメント
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
リンク
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。